9月1日は防災の日、この日を含む8月30日~9月5日は防災週間です。
ご自宅の防災グッズも、期限切れがないか、中身の追加が必要かどうか再度確認するタイミングです。
大人用の防災リュックは用意していても、こども用の防災セットを別に用意していますか?
防災リュックは、1人に1つ必要です!
こどもに必要なアイテムの確認。こどもが安心して避難できるための必需品や便利グッズの選び方をわかりやすく紹介します!
👇大人用防災リュックについては、こちらをご参照ください。

こどもに必要な防災リュックの中身とは?
防災リュックは大人用と子ども用では中身が変わります。子どもにとって必要なものを入れておかないと、避難先で困ってしまうことがあります。年齢や体格に合わせて中身を調整し、重すぎないよう工夫することが大切です。
こども用防災リュックに欠かせない生活必需品
子どものリュックには、まず水や軽い食料を入れておきましょう。
・500ml程度の水や、小袋のお菓子
・衛星用品:ハンカチやティッシュ、子ども用マスク
・停電に備えて小型ライトやホイッスル
これらはすべて軽量で、子どもでも持ち運べるように選ぶのがポイントです。
日常で使い慣れたアイテムを中心に入れると、避難時にも安心して使えます。
こどもの年齢別で変わる防災リュックの準備ポイント
小さい子どもには、おむつやおしりふき、液体ミルクなどの育児用品が必須です。
小学生になると、筆記用具や連絡先を書いたカードを入れておくと便利です。
成長するにつれて必要なものが変わるため、定期的にリュックの中身を見直すことが欠かせません。
前述したように軽さを意識しながら、その子に合った内容に調整してください。
重さは子どもの体重の10分の1程度を目安にすると負担が少なくなります。
こどもが安心できるおもちゃやお菓子を入れる理由
避難生活は大人にとっても不安が大きいですが、子どもはさらに緊張やストレスを感じやすいです。そのため、普段遊んでいる小さなおもちゃや、好きなお菓子を入れておくと心の支えになります。
遊びや食べ慣れた味があると、慣れない環境でも落ち着きやすくなります。
おもちゃは軽くて音が出ないものがおすすめです。
お菓子は日持ちするものを選び、期限が切れないよう定期的に入れ替えることが大切です。
防災リュック こども用を軽くする工夫と選び方
子どもが持つ防災リュックは重くなりすぎないことが大切です。必要なものをしっかり備えつつも、体力に合わせて軽量化する工夫が求められます。リュックの形や素材の選び方次第で、子どもにとって持ちやすさが大きく変わります。
背負いやすいリュックの大きさと重さの目安
リュックの大きさは、子どもの背中に収まるサイズを基準にしましょう。大きすぎると歩きにくく、小さすぎると必要なものが入りません。重さは体重の10分の1程度が目安です。
例えば体重30kgなら3kg前後が適切です。
ベルトがしっかりしているものを選ぶと、肩や腰に負担がかかりにくくなります。軽い素材で丈夫なリュックを選ぶことも大切です。
中身を減らさず軽量化するための工夫
必要なものを入れると重くなりがちですが、工夫すれば軽くできます。
工夫内容 | 例 | 効果 |
---|---|---|
水の軽量化 | パウチタイプの飲料 | 重さを減らせる |
毛布の代替 | アルミブランケット | 軽量でコンパクト |
食料の選択 | 乾パンやビスケット | 持ち運びやすく栄養補給 |
容器の工夫 | 軽量プラスチック容器 | 総重量を減らす |
必需品の精査 | 必要最小限の量 | 荷物の軽量化 |
同じ役割を果たすアイテムでも、軽さを意識した選び方をすると負担を減らせます。
定期的に見直したい消耗品や食料品
防災リュックの中身は、一度準備したら終わりではありません。食料や水には期限があり、衛生用品も劣化することがあります。定期的に確認して入れ替えることが必要です。
成長に合わせて必要なアイテムも変わるため、半年から一年に一度は見直す習慣を持ちましょう。
サイズが合わなくなった服や靴下は、新しいものに交換してください。
常に最新の状態にしておくことで、いざというときに安心して使えます。
防災リュック すみっコぐらしでかわいく備える安心ポイント
家に備えておく防災リュックは重くて無機質なものが多いですが、すみっこぐらしデザインなら見た目のかわいさと実用性を両立できます。小さな子どもでも愛着を持ちやすく、普段から目につく場所に置いておけるので、いざという時にも手に取りやすいのが魅力です。

防災・防水素材のすみっコぐらし防災リュックの特徴
すみっこぐらしの防災リュックは、防炎や防水に対応した特殊な素材を使って作られているのが特徴です。火の粉が飛んでも燃えにくく、突然の雨や水に濡れても中身を守ってくれます。
さらに表面は汚れがつきにくい加工がされているため、長期間部屋に置いてもきれいな状態を保てます。リュックは自立する設計になっているので、避難所でも荷物が倒れず中のものを取り出しやすいのが便利です。かわいらしいデザインと機能性を両立させることで、防災への意識が自然に高まります。
すみっコぐらし防災リュックに入っているグッズ内容
このリュックには、防災の専門家が厳選したアイテムが30種類入っています。
懐中電灯やホイッスルといった避難に必要なものから、非常食や保存水などの食料まで、幅広く揃っているのが安心です。毛布やアルミブランケットなど寒さをしのぐためのグッズも含まれており、災害時の不安を少しでも和らげてくれます。
自分で一から準備すると何を入れたらよいか迷うことがありますが、専門家がまとめたセットなら必要最低限の備えをすぐに用意できるのがメリットです。


キャラクター付き防災リュックを選ぶメリット
キャラクターのデザインが入ったリュックは、大人だけでなく子どもにとっても魅力的です。子どもは見慣れたキャラクターがいると安心しやすく、避難時の緊張感をやわらげてくれる効果があります。
普段からお気に入りのキャラクターリュックを「自分のもの」と感じられることで、防災グッズを身近に感じることができます。単なる道具ではなく、大切な持ち物として扱えるため、いざという時に忘れずに持ち出せる可能性も高まります。かわいさと安心感を両立できる点は大きな利点です。
防災リュック すみっコぐらし、リラックマはどこで買える?
・「すみっコぐらし地震対策30点避難セット」および「リラックマ地震対策30点避難セット」は受注生産限定で登場。
・価格:25,300円(税込)
・単品 「非常持出袋」もそれぞれ 13,200円(税込)で販売
・受注期間:2025年8月25日(月)~9月21日(日)
・お届け予定:2026年1月中旬頃
・販売元:有限会社 防災防犯ダイレクト
まとめ
子どもの防災リュックは、ただ荷物を詰め込むだけでは不十分です。成長や生活習慣に合わせて、中身を工夫することで本当に役立つ防災アイテムになります。ここまでの内容を整理すると次のようになります。
・子どもが自分で持てる重さを意識すること
・水や非常食は年齢に合ったものを選ぶこと
・暗闇や迷子に備えてライトやホイッスルを入れること
・ぬいぐるみやお気に入りのおもちゃで安心感を持たせること
・マスクやハンカチなど衛生面を守るアイテムを忘れないこと
・雨具やアルミブランケットで急な環境変化に対応すること
・モバイルバッテリーや連絡カードで連絡手段を確保すること
・成長に合わせて定期的に中身を見直すこと
・大人の防災リュックと役割を分担して準備すること
・楽しみながら準備する工夫を取り入れること
防災リュックは、非常時だけでなく日常の安心感をつくる存在です。
大切なのは「無理なく持てる範囲で、子どもに合った準備をすること」。これを意識すれば、いざという時に必ず役立ちます。